卒業式や卒園式における服装のアクセサリーとして、コサージュは一般的に思い浮かぶものです。しかし、最近の卒園・卒業式ではコサージュを選ばない方も増えています。
私自身、過去には親世代がコサージュを好んで身につけていた記憶がありますが、今はその習慣が変わってきているようです。
コサージュを身につけることが時代遅れとされるのか、またはそれを避けることがマナー違反となるのか、気になるところです。
この記事では、
- 卒園・卒業式でコサージュは不要?
- コサージュをつける意味
- コサージュは時代遅れと言われる理由
- コサージュの代用アクセサリー
について詳しく紹介していきます。
私は2020年に息子の卒園式を、2021年、2022年に年子の娘の卒園式や卒業式に3年間連続で参加してきたので、最近のトレンドについて情報をお届けします♪
卒園・卒業式にコサージュは必要?
卒園式や卒業式に出席するママたちにとって、コサージュを身につけるか迷うところがありますが、コサージュは必ずしも必要ではありません。
コサージュを避けたとしてもマナー違反にはならないので、安心してください。
コサージュが流行るようになった背景として、昔はブラックフォーマルが正装とされ、弔辞と慶事を区別するために慶事の際にコサージュが使われました。
しかし現在では、装飾のあるスーツやパステルカラーのスーツなど、服装自体が華やかなので、コサージュがなくても十分です。
それでも、コサージュには、
- お祝いの気持ちを表現する
- おしゃれな印象を与える
- フォーマルな雰囲気を強調する
などのメリットがあります。
特に暗めの色の服装にコサージュを加えると、一層の華やかさがでますし、普段でも着れそうな全身黒の服装には、コサージュをつければそれだけで正装っぽく見え、卒園式や卒業式でも十分に着ていくことができます。
また、「お祝い=コサージュ」というイメージはまだ根強く、実際に多くの方が卒業式でコサージュを身につけています。
コサージュをつけるかどうかは、服装の華やかさや持っているアクセサリーを考慮して決めるといいでしょう。
例えば、明るい色のジャケットを着る予定なら、コサージュは不要かもしれません。
一方、全身が黒の場合は、コサージュでアクセントを加えるといいですね。
アクセサリーが苦手な方や、アクセサリー選びに自信がない場合は、コサージュを選ぶと間違いないですよ。
コサージュの本当の意味
コサージュは、お祝いの際に胸元に着ける生花や造花の飾りです。
フランス語の「Corsage(コルサージュ)」が語源で、「婦人服の胴の部分、身ごろ」という意味があります。
フランスの貴婦人たちがお祝い事に花飾りをつけたのが起源とされています。
コサージュは「お祝いをします」という気持ちを表すために使われるんですね。
コサージュは時代遅れにみえる?
コサージュは長い歴史を持つアクセサリーですが、今でも時代遅れとは言えません。
現在でもお祝いの場でよく身につけられています。
シックな服装にコサージュを加えると、一層華やかな印象になります。
デザイン性の高い、可愛らしいコサージュもたくさんありますよ。
最近の卒園・卒業式でのコサージュの傾向
私は、2021・2022・2023年との子供の卒園式と卒業式に続けて参加しています。
出席者の半分くらいの方がコサージュを身につけていました。
私は、100均のお花にラインストーンやレースをつけて手作りのコサージュを身に着けました。
コサージュの代わりに、上品なブローチをつけていたりする人もいましたよ。
コサージュは服装によって合うか合わないかで使うかどうかを決めるのが良いと思われます。
卒園・卒業式にぴったりのコサージュの選び方
卒業式や卒園式では、ブラック、ネイビー、グレーなどの落ち着いた色の服装が一般的です。
コサージュはオフホワイト、淡いピンク、淡いベージュなどがおすすめですが、必ずしもこれらに限定されるわけではありません。
服装に合うもので、華美になりすぎないのであれば好みのものを選びましょう。
コサージュの代わりになるもの
コサージュを選ばない場合、代わりに何を身につけるか。
コサージュは地味な服装を華やかに見せる効果がありますが、代わりにブローチを選ぶ人も多いですね。自作のブローチを用いる方もいらっしゃいます。
大切なのは、子どもが主役の場であることを忘れず、派手すぎないようにすることです。
ブローチを選ぶ際は、適度に華やかさを加えるものを選びましょう。
まとめ
卒園・卒業式では、コサージュをつけてもつけなくても大丈夫です。
コサージュをつけることで華やかさが増し、お祝いの雰囲気が高まります。
コサージュの代わりにブローチやネックレスを選ぶのもいいですよ。
卒園・卒業式は、子供たちの成長した姿を見る特別なお祝いの日です。
時代遅れではないので、ぜひお祝いの意味を込めてコサージュを身に着けてはいかがでしょうか?
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