カレーやトマトソース、キムチなど、色や匂いが強い食べ物をプラスチック容器に入れて保存すると、なかなか匂いや色が落ちなくなりますよね。
特にキムチの赤い色は、プラスチックの容器やフタについてしまったら、普通に洗ってもなかなか落ちません。
この記事では、
- キムチによるプラスチック容器の色移りや匂い移りをキレイに落とすコツ
- やってはいけない落とし方
- キムチの色がプラスチックの容器につく前の対策
をご紹介します。
キムチの色や匂いを落とすなら、これが効果的!
使い勝手のいいプラスチック容器は電子レンジにも使えるけれど、キムチなどの強い色や匂いのある食べ物を入れると洗っても落ちないことが悩みの種。
プラスチックは油となじみやすく、使ううちに細かい傷がつきやすいため、そこに色や匂いが染み付きがちです。
そんな厄介な色移りや匂い移りを落とすための3つの方法は、
- 漂白剤
- お酢
- アルコール
です。
では、詳しく説明していきます。
漂白剤
最も効果的なのは漂白剤。
塩素系と酸素系があり、50℃くらいのお湯で薄めて使うといいですよ。
塩素系は漂白力が強いけど、プラスチックを傷めることもあるので、かなり汚れがひどい時以外は使わない方が安全です。
【使い方と注意点】
漂白剤を薄めたお湯を容器に入れて、15分から30分ほど置いてから洗い流しましょう。
30分以上置いても効果は変わらないので、その時間を目安にしてくださいね。
ただし、塩素系漂白剤を85℃以上のお湯で溶かすと、危険な塩素ガスが発生する可能性があるので注意が必要です。
お酢
調味料のお酢には、色や匂いを浸透して溶かし取る効果があります。
【使い方と注意点】
お酢を水で薄めたものをプラスチック容器に入れ、30分ほど置いておくと、匂いもサッと消えてくれます。
お酢は漂白剤より効果は穏やかですが、家庭に常備されているし、安全性が高いのでおすすめです。
ただ、原液をそのまま使うと、お酢の匂いが残ることがあるので、薄めて使いましょう。
アルコール
最近は家でもよく使われるアルコール除菌スプレー。
アルコールは油を溶かし、消臭効果もあります。
【使い方と注意点】
スプレーしてから、キッチンペーパーや布で拭き取ると、色や匂いがキレイになります。
ただし、アルコールはプラスチックの一部を溶かすことがあるので、特にアクリルやポリスチレンの容器には使わないように気をつけましょう。
色移りや匂い移りを落とすときのNG行為
色や匂いを落とすときには、メラミンスポンジの使用は避けてください。
メラミンスポンジは容器に細かな傷をつけてしまい、それが原因で次に食べ物を入れたときに色や匂いがより強く残ることがあります。
キムチの色や匂いがプラスチック容器につく前に防ぐ対策を!
色や匂いが容器に移るのを防ぐために、ラップやアルミホイルを使うのが効果的です。
直接食材が容器に触れないようにすることで、匂いや色の移りを防げます。
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また、ガラスやステンレス製の容器を使うと、色や匂いが移りにくく、汚れも落ちやすいです。
特に粘度が高いものや油分の多い料理を入れるときは、これらの容器を使ってみるといいでしょう。
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まとめ
キムチなどの色や匂いが強い食品がプラスチック容器に移ってしまったときは、主に漂白剤、お酢、アルコールを使用した方法が効果的です。
漂白剤は強力ですが、プラスチックにダメージを与える可能性があるため、使用する際は注意してくださいね。
お酢は家庭に常備されていることが多く、安全性も高くお手頃です。
アルコールは除菌と同時に消臭効果も期待できますが、一部のプラスチックには適さないため、素材を確認してから使用しましょう。
また、ラップやアルミホイルで食品が直接容器に触れないように事前の対策をしていくのがおすすめです!
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